教員コラム
2024年12月、あれからの能登に関わって思うこと【堀 啓子】
2024年12月4日
社会–生態システム研究室の堀です。2回目の教員コラムは、今年私が能登地域と関わってきた中で、考えさせられたことについて書きたいと思います。 改めて説明するまでもなく、能登半島は2024年の元日に地震と津波に見舞われ...(続きを読む)
廃プラリサイクルの事例に見る国際資源循環の課題(その3):国際的なプラスチック規制に向けた動向 【林 宰司】
2024年10月4日
廃プラ貿易の課題 詳しくはその1およびその2で見た通りであるが,概要をまとめると次の通りである. 中国が2018年にリサイクル可能な混合プラスチックの輸入を禁止したことにより,世界のリサイクルシステムに波紋を...(続きを読む)
廃プラリサイクルの事例に見る国際資源循環の課題(その2):リサイクル資源貿易の課題 【林 宰司】
2024年10月2日
廃プラ受け入れ国の変化 中国の輸入禁止以降の各国の廃プラ輸入量の統計を見ると,マレーシア,タイ,ベトナムが特に大量の廃プラを受け入れていることがわかる.図1は,2016年1月から2018年11月までの中国本土,マレ...(続きを読む)
廃プラリサイクルの事例に見る国際資源循環の課題(その1):中国の廃棄物政策と日本の廃プラスチックリサイクル 【 林 宰司】
2024年10月2日
中国国内の環境意識と廃棄物政策の変化 2016年に公開された「プラスチック・チャイナ」というドキュメンタリー映画をご存じだろうか.この映画では,中国に輸入された使用済み廃プラの現地リサイクルの実態が端的に描写されて...(続きを読む)
環境FW2;ラ コリーナ&菜の花館(バームクーヘン&ジェラート)【村上一真】
2024年9月2日
環境科学部には環境フィールドワーク(FW)という体験学習型授業プログラムが必修科目としてあります。1回生で環境FW1、2回生でFW2を履修します。1回生はFW1の4つのプログラム全てを学習し、2回生はいくつかのプログラム...(続きを読む)
湖畔のカフェで水鳥を見ながらビル・エヴァンス 【上河原献二】
2024年7月30日
琵琶湖西岸のJR近江今津駅の前でレンタサイクルを借りて15分ほど湖岸を走るとありました。高島市新旭水鳥観察センターです。 中に入ると、窓から琵琶湖とそこに集まる水鳥たちを、見ることができ...(続きを読む)
別子銅山、イオン化傾向、そして県立大図書館・朝日文庫【高橋卓也】
2024年7月19日
「環境問題の現場を歩く」と題したブックレット・シリーズの1冊で愛媛県別子銅山の案内文を書きました。その際の取材に関わるこぼれ話です。 イオン化傾向 貸そうかな、まああてにすな、ひどすぎる借金 高校の化学...(続きを読む)
地域の政策・事業の現場を担う人材の「職能」【平岡俊一】
2024年6月28日
最近、私は、地域脱炭素(自治体レベルでのCO2排出量ゼロの実現を目指した再生可能エネルギー導入、省エネルギー推進などの取り組み)分野の現場で活躍している「専門人材」に注目した研究を行っています。専門人材とは、地域・自治体...(続きを読む)