教員コラム

ごみ問題についてー私の環境学ー 【金谷健】
2014年5月15日
私は、3回生に「廃棄物管理論」及び「合意形成技法・演習」という授業をする。そこでこの小論では、ごみ(廃棄物)問題についての私の意見を述べる。ごみは、焼却などの中間処理を経て、最終処分される(一部はリサイクルされる)。最...(続きを読む)

工業都市における公害問題と地域社会の対応ー私の環境学ー 【香川雄一】
2014年5月15日
「環境」への関心と地理学 1970年代初頭に誕生した私は、この時期が環境問題において大きな転機となっていたことを、後に知った。「公害国会」における各種法制度の制定、環境庁の発足、国連人間環境会議というように、「環境」...(続きを読む)

ボランティアをつうじた現代の社会連帯ー私の環境学ー 【小野奈々】
2014年5月15日
1.はじめに 1997年の阪神大震災以来、日本ではNPO/NGOなどボランティア組織に対する期待を高めてきた。その背景には、社会が豊かになり、人びとが暮らしていく上でのニーズに国家や市場が十分に応えられなくなってきた...(続きを読む)

環境科学部の目指すものー私の環境学ー 【井手慎司】
2014年5月15日
確かそれはロバート・キャパについての逸話だったと思う。キャパはスペイン内乱から第2次世界大戦、インドシナ戦争にかけて活躍した戦争カメラマンだ。そんな彼があるパーティに、胸に一風変わったバッジをつけて現れた。バッジには「...(続きを読む)

社会におけるコモン・センスの学ー私の環境学ー 【秋山道雄】
2014年5月15日
問題のゆらぎ 環境学の特徴は、問題解決を指向している点にある。ところが、一般的には問題がすでに自明なものとなっているとは限らない。公害問題のように、具体的な被害が発生し、因果系列の明らかな場合には、解決のための技術的...(続きを読む)