教員コラム
近くの山の木で家を建てる 【井手慎司】
2015年3月30日
私ごとで恐縮であるが,現在,滋賀県の湖西に家を建てている.木造となる家づくりで,一番こだわったのが建材の一部として地域の木,それも家から数百メートルのところにある知人の山の木を使わせてもらうことだった. ところが,...(続きを読む)
彦根の未来は? 【秋山道雄】
2015年3月16日
2月8日の日本経済新聞に、彦根城を扱った記事が2面にわたって掲載されている。日経新聞では、毎週日曜日に「美の美」というタイトルで美術を対象とした特集が組まれているが、今回は「国宝天守」というテーマで、天守が国宝に指定さ...(続きを読む)
審議会を傍聴しよう 【金谷健】
2015年2月2日
自治体(都道府県や市町村)では、重要な環境政策や計画を決める際に、県庁や市役所だけで決めるのではなく、審議会(委員会)に意見を聴くということを、しばしば実施します(国も同様です)。 環境政策・計画学科の教員は、こう...(続きを読む)
国際的な気候変動対策のゆくえ 【松本健一】
2014年12月16日
昨年から今年にかけて、気候変動に関する政府間パネル(注1)から『第5次評価報告書』(図1)が出版され、改めて気候変動(≒地球温暖化)がわれわれ人間により引き起こされていることが示されました。気候変動は人間、人間以外の生...(続きを読む)
環境フィールドワークの楽しみ 【上河原献二】
2014年11月27日
私の一番楽しみな科目は、「環境フィールドワークⅠ」という演習です。屋外の「現場」を実際に見ることができるのが、何より楽しいのです。環境科学部の1回生全員が、4学科混ざって、4つのコースに分かれて、屋外で観察、インタビュ...(続きを読む)
マチュピチュで身極めてみた! 【近藤隆二郎】
2014年10月15日
天空都市マチュピチュで調査する 天空都市と呼ばれるマチュピチュは、一生に一度は行ってみたいとされる世界遺産ではないだろうか。インドにばかり通っていた私にマチュピチュ調査の話が舞い込んできたのは2000年のことで...(続きを読む)
インド発、シンクタンク経由、大学着ー私の環境学ー 【村上一真】
2014年5月15日
1. インドから 私の環境学への目覚め、というよりも、そもそもの研究者志向の芽生えはインドにあります。 大学3年生が終わった春休み、同級生が就活を始める中、1年間の休学を決め、複数のアルバイトの面接を受けていまし...(続きを読む)
総合的な視点から環境学を考えるー私の環境学ー 【松本健一】
2014年5月15日
1.はじめに 私が環境問題に関心を持ち、環境問題や環境政策の勉強・研究をしたい、そして将来的に関連する仕事に就きたいと考えるようになったのは、 1997年に京都で開催された国連気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP...(続きを読む)