卒業生の王嘉陽さんが、環太平洋産業連関分析学会 奨励賞を受賞しました
2018年11月13日(火) 11:19更新
当学科卒業生の王嘉陽さん(東京大学政策ビジョン研究センター)が、環太平洋産業連関分析学会 奨励賞を受賞しました。同賞は、環太平洋産業連関分析学会学会員による産業連関分析分野の優れた業績のうち、特に、若手の研究者による優れた論文あるいは著書に対し授与される賞です。(http://www.gakkai.ne.jp/papaios/prize/prize/)
受賞対象となった論文は、「シナリオ産業連関分析による中国の再生可能エネルギー発電導入の経済効果と環境効果の分析(『産業連関』24(1),35-46.)」です。
(論文PDF:https://www.jstage.jst.go.jp/article/papaios/24/1/24_35/_pdf)
【王嘉陽さんからのコメント】
私は滋賀県立大学の学部時代から環境問題の研究に興味を持ち、林宰司先生に師事し、環境経済学や計量経済学などを勉強して参りました。今回、受賞の栄誉を賜りました事は、これまでの努力を評価いただいたものであると心から嬉しく思います。
奨励賞を頂いた論文は、中国における再生可能エネルギー導入による環境効果と経済効果を、シナリオ産業連関分析を利用して分析したものです。環太平洋産業連関分析学会に私の研究結果を評価していただいたことは非常に光栄でございます。
今回の受賞を励みに、これからも新しい成果を発信すべく努力し、この分析方法の有用性を広げたいと考えています。
王さんの卒業後の記事はこちらで http://depp-usp.com/archives/3838