【イベント情報】滋賀県立美術館リニューアルオープン記念展「Soft Territory かかわりのあわい」開催 6/27-8/22
2021年06月28日(月) 02:39更新
滋賀県立美術館リニューアルオープン記念展で、 30枚を超える「MUSUBU地図」が6月27日から展示されます。
琵琶湖環境科学研究センターの研究員と成安造形大学附属近江学研究所の研究員、そしてデザイナーが共創した、地形、歴史、文化、環境・エネルギーなど様々なデータを基にした地図を重ね合わせることで未来社会のあり様を想像するという、30枚を超える地図「MUSUBU地図(近江|滋賀県 Ver3.0)※」の展示が中心となります。
また、展示室のラボの前には、地域実践領域の学生たちの日常の学びの一部を展示しています。フィールドワークを通して見えてきたものを、映像や資料、収集物で表現しています。
より多くの方にご覧いただけることを願っております。
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成安造形大学が滋賀県立美術館リニューアルオープン記念展で30枚を超える「MUSUBU地図」を6月27日から展示|成安造形大学のプレスリリース (atpress.ne.jp)
Soft Territory かかわりのあわい | 滋賀県立美術館 (shigamuseum.jp)
※<MUSUBU地図(近江|滋賀県 Ver3.0)について>
MUSUBU地図は、2015年に成安造形大学の回遊式美術館『キャンパスが美術館』で開催された企画展「MUSUBU SHIGA 空想 MUSEUM」に合わせて初めて制作されました。
その地図は、等高線や等深線、山の頂きや湧き水の位置、旧街道や現代の道などの要素に分けて、複数枚の地図に分けて表現しました。附属近江学研究所の研究員とデザイナーが協働し、あえて文字の表記をいれず、見る人がひとつひとつの要素を重ね合わせて物語を想像する地図としてVer1.0、Ver2.0と制作してきました。
今回の滋賀県立美術館で発表するVer3.0の地図は、2019年より附属近江学研究所が発刊する文化誌「近江学」第12号の「川とはぐくむ」というテーマに基づいて、新たに琵琶湖環境科学研究センターの協力を得て、環境や自然エネルギーの要素を加えた地図を制作しました。
展示に際しては、地図に近江和紙を用い、展示台に湖東のスギ、ヒノキの間伐材を素材として使うなど、滋賀県内の団体、企業の協力を得て共創しました。