フィリピン・サントトマス大学とオンライン国際シンポジウムを開催
2021年03月08日(月) 01:39更新
本年度、フィリピンのサントトマス大学(1611年創設のアジア最古の現存する大学)と人間学科目「アジアフィールド実習」を共同実施の予定でしたが、コロナ禍のため現地での実施が困難となりました。そこで、その代わりも兼ねて教育・研究交流のためオンラインでの国際シンポジウムを3/4-5に開催しました。テーマは「ニューノーマルのもとでの科学教育・研究の挑戦」です。フィリピン、日本以外からも、アジアフィールド実習で交流のあるベトナム・ダナン大学、インドネシア・ボゴール農科大学からの参加を得て約50名の参加規模となりました。本学科からは次の発表がありました。
Social movements for Lake Biwa and human well-being: Implications from case studies of Soap movement (Sekken-movement) and Rape blossom ecological movement(琵琶湖の社会運動と人々のウェルビーイング:石けん運動と菜の花エコプロジェクトの事例研究が示すこと)正木美帆さん(4回生)
Process of building lake basin governance through multi-stakeholder collaboration: Case study of Akanoi Bay basin, Lake Biwa (複数ステイクホルダー協働による湖沼流域ガバナンス確立の過程:琵琶湖赤野井湾流域の事例研究)林宰司准教授(湖沼流域管理研究センター)
Fieldwork goes online: A case of “Wood and Life”(フィールドワークをオンラインで:「木と生活」を例として)/ Factors affecting forest-related subjective well-being: A case study in the upper Yasu River watershed, Shiga Prefecture, Japan(森林に関わる主観的幸福度に影響を及ぼす要因の実証的検討:滋賀県野洲川上流域を対象として)高橋卓也教授ほか
大学のNEWS & TOPICSでも紹介されています。
https://www.usp.ac.jp/topics2/ustusp2021/