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自分で見つけた課題を探求していくおもしろさ

鈴木 貴晶 さん


2012年度入学

学生時代
鈴木 貴晶さん
鈴木 貴晶さん
自らの興味や問題意識をもとに文献やヒアリング調査を行い問題の核心へと迫っていく授業プログラム。主体的な姿勢でこそ身に付くチカラがある。

学科の授業や活動で、自分の成長につながったものを教えてください

「政策計画基礎演習」という授業がとても自分の成長につながったと感じています。この授業ではまず、自分の興味のある分野についての本をたくさん読んで基礎知識をつけます。その後、その分野を専門とする企業や市役所で働く人々、大学教授などを対象にヒアリング調査をするというものです。

私は都市緑化事業について興味を持ち、文献調査とヒアリング調査を行いました。ヒアリング調査ははじめての経験であり、多くのことを学ぶことができました。ヒアリング調査を行うことで、その分野について今まで知りえなかったよりも深い事実まで学べたことが、自分の成長に大きくつながったと感じています。また、この授業は3~4人の少人数クラスで行うため、担当の先生の身近で手厚いサポートを受けることができる点が大きなメリットです。

その授業・活動の難しさや興味深い点は何でしたか?

都道府県と市町村における都市緑化事業について調査する中で発見した興味深い点は、都市緑化事業は行政単独で行うことは難しく、地域の人々や企業との連携をとることが非常に大切であるという点です。これは都道府県と市町村のどちらの都市緑化事業にも共通したことだということがヒアリング調査からわかりました。実際、都道府県と市町村のどちらもイベントを通して地域の人々や企業と連携できる場を設け、そのような取り組みから、都市緑化事業における連携体制を確立することに成功していました。また、都道府県と市町村のどちらも共通して、緑による都市のネットワーク化を目指した事業を行っていますが、市町村はより明確な事業指示を都道府県に求めていることにも気づきました。

その授業・活動によって、得られたことは何ですか?

私がこの政策計画基礎演習という授業で学んだことは、積極的に自分自身で課題を発見することの大切さです。課題を積極的に見つけ出そうとすることで、そのことについてより深く知ることができるだけでなく、多角的な視野から物事を考える力を身につけることができると感じています。この授業では、自分自身で調査テーマを決定できることもあり、普段の授業よりも、より積極的に課題を発見できる機会が得られたと感じています。

授業でのプレゼン

入学を検討している人へのメッセージ

環境政策・計画学科では、環境政策のことを中心に幅広い分野について学ぶ機会があり、将来について多くの可能性を見いだすことができます。ぜひ環境政策・計画学科に入学し、将来の可能性を広げてください。