
不破 有理子 さん
2015年度入学
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不破 有理子さん

現在4回生で、「自治体における資源回収の集団回収への一元化の実施状況と実施プロセス及び実施上の課題」について研究を進めています。また、部活動はウィンドサーフィン部に所属し、学生日本代表を務めています。私はウィンドサーフィンを通して考え抜く力を身につけました。目標を達成するために自分の考え方だけに捉われず、全国各地へ遠征に行き他大学の速い先輩に質問し、そのアドバイスをそのまま実行するのではなく自分に合ったように考えながら練習しました。その結果、部内で一番遅かったところから滋賀県立大学のレディースで12年ぶりとなる学生日本代表になることができました。常に考えることで意味のない行動をなくすことができ、より成果に繋げることができると考えています。
ウィンドサーフィンは99%の人が大学から始めるスポーツなので努力次第で自分の可能性を試すことができるということが魅力的です。また、マイナースポーツなので競技としての正解がなく、追及していくことに終わりがありません。そして、男女混合のスポーツで風域によってはレディースがメンズに勝てることもあります。漕ぎや乗り方だけでなく風を読んで自分でコースを考えていくので頭脳戦でもありとても奥が深いです。困難としては体格差でしたが、乗り越えられれば体の小ささを活かして速くなっていくことができました。
私が部活動によって得られたことは、考え抜く力、目標達成のために自分ができる最大限の努力をすることです。また、競技としての目標を持つことだけでなく、部活動を通して自分がどういう人間になりたかという目的を持つことが大切だと考えています。お金や時間をかけてウィンドサーフィンをしてもプロになるわけではないのでその過程でどんな人間性を身につけていくかということに価値を見出す必要があります。
大学に受かることがゴールではなく、自分がそこで何をしてどんな価値を見出していくかが重要です。だからどこに行くにしてもいろんなことに挑戦してほしいです。
更新日:2018年07月09日