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豊かでバランスの取れた生態系を取り戻す

間野智也 さん


2008年度入学

卒業後

所属

滋賀県琵琶湖環境部自然環境保全課鳥獣対策室

職種

環境行政職

(2017年06月19日現在)

間野智也さん
間野智也さん
フィールドワークなど実際に現場へ出て問題を探す、肌で触れる授業を通じて、何が問題で、どのように解決すべきなのかを見つけ考えることは、将来きっと役に立つ。

現在の仕事では、どのような問題・課題・困難に挑んでいますか?

私は滋賀県自然環境保全課鳥獣対策室で、生息数が著しく増加し、又はその生息地の範囲が拡大している鳥獣の管理を行う仕事をしています。

滋賀県では、ニホンジカ、ニホンザル、カワウ、イノシシ等の野生鳥獣の生息域の拡大や生息数の増大により、農林水産業、生態系、生活環境等の被害が拡大、深刻化しております。県では鳥獣保護法に基づき第二種特定鳥獣管理計画を策定し各種対策を推進しており、私はニホンザル、カワウ、イノシシを担当し、管理計画の策定や計画に基づく施策の実施等をしております。

被害を与える鳥獣を管理するためには、個体数管理(捕獲)・被害防除・生息環境管理を総合的に実施することが重要ですが、そのためには多くの人々の協力が必要です。また例えば、どれだけ捕獲をしても、ゴミや不要作物が放置されていては被害は減りません。対策の効果を発揮させるためには、多くの人々の理解を得る必要があり、難しい課題です。

人間活動と共に鳥獣が生態系の一員として生息できる豊かでバランスの取れた生態系を取り戻すことを目指し、日々奮闘しています。

学科で学んだことは、いまの仕事の中でどう生かされていますか?

私は、環境行政職という職種で入庁しました。公務員ですので定期的に異動があり、これまでに環境事務所や福島県への派遣など様々な仕事をしてきました。ですが大きくは環境を守る仕事をしております。もちろんその都度専門的な知識を身に着けるための勉強は必要ですが、学生時代に環境を始め、地域や行政に関することなど幅広い分野の授業で得た知識はバックグラウンドとしていきていると思います。

また、県の仕事では人前で話をする機会が多くあります。この学科では卒業論文の執筆や多くの授業で、先生や学生の前で発表をする機会が多くあります。この経験は大変大きかったと思います。卒業後に大学の授業で話をした際も、当時の担当教授から「人前で話をするのがうまくなった」とお褒めいただきましたが、それは卒業論文などで何度も発表をしたことがいきていると感じています。

この学科では、フィールドワークなど実際に現場へ出て問題を探す、肌で触れる授業が充実しています。公務員の仕事もデスクワークばかりでなく、現場に出ることが多くあります。何が問題で、どのように解決すべきなのかを見つけ考えることは、将来きっと役に立つと思います。

入学を検討している人へのメッセージ

この学科で、ぜひ自由な発想で学び、様々なことに触れてください。充実した学生生活が待っていると思います。

一個人としては、業種を問わず環境に関する知識を身に着けた人が一人でも多く社会で活躍していただけることを願っています。