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環境や社会に配慮した企業活動のヒントを届ける

石田みずき さん


2011年度入学

卒業後

所属

アミタホールディングス株式会社 経営戦略グループ 共感資本チーム

職種

広報/マーケティング

(2017年06月15日現在)

石田みずきさん
石田みずきさん
マンツーマンで熱心に指導された卒業論文を学会に提出するだけでなく、自治体の方から「このようなテーマを調べてもらえることは助かる」とのコメント。大学生でありながらも、実際に社会にある課題について、解決策を提案できる。

現在の仕事では、どのような問題・課題・困難に挑んでいますか?

気候変動や資源の枯渇が問題になる中、環境や社会のことを配慮しなければならないという意識が世の中で強まっています。しかし、実際に実行しようと考えた時に、「社会にとって良いことをしたいけれど、方法がわからない」、「本当に環境に配慮しなければならないの?」などの疑問が生まれていくことがあります。

そこで、私の所属する会社では、「持続可能な社会の実現」というミッションを掲げ、長年、企業や自治体の環境・CSR活動や街づくりの支援を行っています。

例えば、「環境に関するリスクの調査」や、「個々の企業や自治体にあった環境活動や街づくりの提案」、「環境関連のセミナー・研修」、「業務のアウトソーシング」など多様な業務を行います。
中でも私は、企業の環境・CSRご担当者様に向けて、ウェブサイトやメールマガジンの運営、セミナー企画などを行い、環境に関する最新動向や、企業活動を環境や社会に配慮したものに変えていくためのヒントをお届けしています。

年間200万件のアクセスがあるウェブサイトで、どのような内容をお届けするか。どのような内容が世の中で求められているのか。日々、担当者様の気持ちになって考えることを大切に取り組んでいます。

学科で学んだことは、いまの仕事の中でどう生かされていますか?

大学では、「環境フィールドワーク」や、「環境経営論」、「地域調査法」、「合意形成支援技法」、「統計学」などを通じ、実践的で幅広い学びを得ることができました。特に卒業論文の執筆においては教員の先生が、マンツーマンで熱心に指導してくださり、「廃棄物の分別を推進するためにはどうしたらよいか」という課題に取り組みました。各自治体にアンケートやヒアリングを行い、十分な調査をし、最終的には学会に提出するなどしっかりとした論文に仕上げることができました。自治体の方からも、「このようなテーマを調べてもらえることは助かる」とのコメントをいただき、大学生でありながら、実際に社会にある課題について、解決策を提案できたことに大きな喜びを感じました。卒業論文と同時に、社会調査士の資格も取得しています。

日頃の仕事では、企業の担当者の皆様がどのような課題を抱えているか、相手の立場になって考え、最適なアドバイスや情報を提供することが求められます。その際には、学科で学んだ課題を発見する力が必要になります。また、メールマガジンの読者の方にアンケートを行った時は、社会調査士の分析や調査のスキルが役立ちました。

入学を検討している人へのメッセージ

「大学に入ったからには、就職や夢の実現に向けてしっかり力を身に着けたい!」そんなあなたにおすすめの学科です。フィールドワークや海外の大学との交流など、実践を通じて、楽しく学ぶ授業がたくさんあります!