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地域活性化の仕掛け人

武藤 健司 さん


2004年度入学

卒業後

所属

株式会社 地域計画建築研究所(所属:地域産業イノベーショングループ 地域活性化チーム)

職種

コンサルタント

(2014年03月28日現在)

武藤 健司さん
武藤 健司さん
きたる「地方の時代」へ、まちづくりなど地域活性化のための取り組みが
日本全国各地の自治体で活発に行われている。そんなムーブメントの裏側でも、
当学科の卒業生のチカラが発揮されている。

現在の仕事では、どのような問題・課題・困難に挑んでいますか?

私は、地域住民が誇りと愛着を持って、地域で暮らし続けられる地域経済をつくるために、「農業」、「食」、「観光」、「環境」などをキーワードとした地域活性化に取り組んでいます。関西をに様々な市町村から依頼を受け、地域の計画づくりをはじめ、アンケートやヒアリングなどを通じた調査研究、市民が参加するワークショップ、施策推進のコーディネート、農産品のブランド化など幅広い支援を行っています。

“地域活性化”に取り組むには、地域に入り込み、住民目線でニーズを把握することが大切です。「どんな地域にしたいか」という問いへの答えは住民によって様々です。コンサルタントには、地域の状況や住民のニーズを可能な限り把握し、専門的、客観的な視点で解決策を提案することが求められます。

しかし実際は、解決策に答えはなく、合意形成を図り、地域にとっての最適解を見つけ出すことになります。「地域がよくなるために、どのような仕組みが必要か」、「時代の変化には対応できているか」と、時間や労力を惜しまず、粘り強く悩みます。問題解決の糸口を見つけ、持続可能な地域づくりに繋げられるよう、日々チャレンジしています。

学科で学んだことは、いまの仕事の中でどう生かされていますか?

“視野を広くし、問題の本質に迫る”ことの重要性を大学生活で学びました。これは現在の仕事でも基本的なスタンスとなっています。

環境政策・計画学科では、座学に加えて、フィールドワークや地域調査法、卒論など、現場に出向き、話を聞くカリキュラムが多く組まれており、「どこに課題があり、どう解決すればいいか」を考える機会に恵まれています。

また、環境活動や地域活動に取り組む学生も多く、私も環境系のサークルに入り、大学生協の食堂で地産地消を進めるプロジェクトの立ち上げ、滋賀グリーン購入ネットワークの活動参画(企業の環境活動の取材、イベントのスタッフ等)、環境省へのインターンシップなど、自ら行動を起こしました。机上の空論ではなく積極的に地域に飛び出すことで、リアルでオリジナルな情報を得ることができ、視野が広がり、物事の本質に迫れることを学びました。

地域づくりは、私たちのようなコンサルタントだけで進めることはできません。自治体、住民、事業者、NPO等の方々と協働し、現地で考え、地域に寄り添って取り組むことが大切です。大学生活で学んだ知識や経験は、仕事のあらゆる場面で生かされています。

入学を検討している人へのメッセージ

私は、学科のカリキュラム以上に、のどかで広々としたキャンパスに魅力を感じ受験しました。囲みがない大学は地域にも入り込みやすく、自由に学べる雰囲気があるなど、充実した大学生活を過ごせる環境が揃っています。