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滋賀県で環境の仕事をすることへの誇り

玉井 郁圭 さん


2006年度入学

卒業後

所属

滋賀県庁

職種

環境行政職(H26年度から温暖化対策課)

(2014年03月28日現在)

玉井 郁圭さん
玉井 郁圭さん
行政の立場から滋賀県の環境問題へリーダーシップをとっている。
滋賀に根差し、滋賀の自然や環境に貢献する仕事。
そこには滋賀県立大学 環境科学部の卒業生としての強い誇りがある。

現在の仕事では、どのような問題・課題・困難に挑んでいますか?

私は、滋賀県庁に環境行政職という専門職で入庁しました。県の仕事には色々あり、専門職種も様々ですが、環境行政職は私の代で5代目のまだ新しい職種で、平成25年度までの採用者は18名です。うち本学科卒業生は4名(環境科学部卒業生7名)にのぼります。

採用後は、本庁であればまさに環境行政(政策、管理、琵琶湖環境、廃棄物、野生生物)に携わり、環境事務所(県内6事務所)ではこれらの出先機関として各管内の調査や許可・届出の事務処理、事業所の行政指導、苦情や事故の対応等に当たります。私は高島環境事務所で大気、ダイオキシン類、事業場立入調査、低炭素社会づくり、産業廃棄物、EMSそれぞれの事務および調査と、新規採用職員の指導および業務の補助などを担当しています。これまで担当した業務のほとんどが事業者や県民と直接関わる仕事なので、県の行政イメージを損なわないよう、丁寧な対応を心がけてきました。

環境行政職員はまだ少人数で配属も琵琶湖環境部に限られていますが、「環境」の意味を広く捉えれば他の分野にも活かせる職種だと考え、他の職員とも相談しながら自分たちの可能性を模索しています。

学科で学んだことは、いまの仕事の中でどう生かされていますか?

この学科では「環境」という広いテーマを、地域、文化、行政等の様々な面から広く学びます。講義だけでなくフィールドワークを始めとした演習系の授業が充実しているので、多くの人と出会い、話を聞き、経験し、考え、まとめ、人に伝えることを繰り返し鍛えられます。そして自分に何が出来るか、どうしたいかと考える力がつき、卒業論文はそれを尊重して取り組むことができます。

私は元々公務員志望でしたが、琵琶湖や自然をずっと大切にしたいという想いがあり、その想いは大学での経験を通して大きくはっきりとしていきました。職場でも、専門や経験は違っても、多くの職員が「滋賀県で環境の仕事をする」ことに誇りを持ち、滋賀県のシンボル「琵琶湖」に対する想いがあります。

担当する業務の専門性はその都度学んでいく必要がありますが、学科で環境を広く学んだため、いろんな専門用語単語やその業務の背景にある問題に対する予備知識が役立っています。また、「つながり」が多く生まれる学科なので、先生をはじめ授業で知った団体や関わった人とまた出会い協力していただくこともあり、有り難く思います。学生同士や先生との距離感も少人数ならではで、共に取り組んだ友人とのつながりも大切な財産となります。

入学を検討している人へのメッセージ

「環境っておもしろそう」「自然が好き」漠然とでもそんな想いを持っていれば、多角的に学び課題に挑む中で自分なりの視点(フィルター)を見付けられます。そしてその成長は社会に出てからの強みになると思います。