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学生時代 卒業後 全て見る
様々な視点で物事を見るということ。

八田 希美 さん


2013年度入学

学生時代
八田 希美さん
八田 希美さん
環境問題も含め、世の中の様々な情報について、
何が正しくて何が間違っているのかという判断は
自分でしなくてはならないと気づく。

学科の授業や活動で、自分の成長につながったものを教えてください

私が自分の成長につながったと思う授業は、何か特定の授業ではなく、今まで受けてきた授業全てが関わっていると思います。様々な内容の授業を受けることは、当然異なった内容や方法論の課題が出ることにつながります。自分なりにそれぞれの授業の特徴を捉えて課題をこなしていくということが成長につながったと私は思います。

その中でも、私が今までの考えを見直すべきだと気づかされた授業がありました。それは、「環境計画学」という授業です。私はこの授業を受けてから自分の中の問題意識に気づけたと思っています。私はこの授業を受けたことで今まで知らなかった事実を知ることができ、視野が広がったと感じています。

その授業・活動の難しさや興味深い点は何でしたか?

「環境計画学」という授業では、どのようにすれば自然と共生できるのか?について考えていきます。考える上で、先生が毎回の講義でヒントを与えてくれます。インドに存在する“オーロビル”と呼ばれる完全な循環型社会を形成した村(エコビレッジ)の映像を見るなど、様々な世界の事例を示してくれます。しかし、私たちは身近なところから環境に配慮した暮らしについて提案することが目標でしたので、映像で見た内容をそのまま真似ることはできず、自分でアイデアを出さなければなりませんでした。理想ではなく、現実性を求められるので、それに応えていくのが難しかったです。

この講義で最も印象に残っているのがゲスト講演です。先生の知り合いで、「愛しい地球へ」というスローガンを掲げて日本中を旅して講演をしている方が来てくださりました。その方から、普段では気づかされないような社会の仕組みや私たちは本来どうあるべきか、など他の授業では知ることができないような話をしていただきました。

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その授業・活動によって、得られたことは何ですか?

私はこの授業から、様々な視点で物事を見るということが身に付いたと感じています。ゲスト講演を受けて、世の中の様々な情報について何が正しくて何が間違っているのかという判断は自分でしなくてはならないことに気付かされました。また、環境に対しての見方も変わりました。世界では環境に配慮しようと努める人々がいる一方で環境に対して関心を向けない人々がいます。そのような世界の現状を知ることができたのもこの授業を受けたからだと感じています。自分自身の生き方も考えさせられました。

入学を検討している人へのメッセージ

この学科では、具体的な環境問題に触れることは少ないですが、環境問題対策へのアプローチの仕方について力を入れています。環境について関心がある方は向いていると思います。ぜひこの学科で多くのことを吸収して下さい。